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プロジェクトを動かす”熱”を創る
PMのためのセルフ&チーム・モチベーション実践講座
~期待理論・SL理論による 科学的アプローチ~
PMが抱える「孤独な戦い」とモチベーションの課題
なぜ、PMのモチベーション管理はこれほどまでに困難なのか?
プロジェクトマネジャー(PM)の仕事は、しばしば「孤独な戦い」と称されます。それは、PMがプロジェクトの成功という重責を一手に担いながら、常に多方面からのプレッシャーにさらされているからです。
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「権限」と「責任」の構造的な乖離(ギャップ)
PMが直面する最大のストレス要因の一つは、「メンバーに対する直接的な人事権や強制的な権限は限定的であるにもかかわらず、プロジェクトの成否に対する責任だけは全うしなければならない」という構造的なプレッシャーです。「動いてくれないメンバー」と「成果を急かすステークホルダー」の板挟みになり、PM自身の精神的なエネルギーは日々、著しく消耗していきます。
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予測不可能な「現場のリアル」による消耗
理論通りにいかないのがプロジェクトです。本研修のケーススタディでも扱うような、以下のような事態がPMの心を折る要因となります。
・理不尽な要求への対応:顧客や上司からの急な「要件定義の変更」など、チームを混乱させる外部からの圧力。
・予期せぬトラブルと離脱:順調に見えた矢先の「キーマンの離脱」や、防ぎようのない技術的トラブルの頻発。こうした「不確実性の高い現代の環境」では、一度灯した情熱を維持し続けること自体が、極めて難易度の高いミッションとなっています。
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「個人の根性」に依存する限界
これまで、PMのモチベーション維持は「個人の精神力の強さ」や「プロ意識」という、曖昧な根性論に委ねられてきました。しかし、過酷な環境下で走り続けるPMにとって、精神論だけで自分とチームを燃やし続けるには限界があります。自分自身の「ガソリン」がどこにあるのかを理解し、科学的な手法で補給する術を持たなければ、優秀なPMほど燃え尽きてしまうリスクをはらんでいます。
本講座は、こうした「PMの現場で起こるリアルな葛藤」を起点とし、精神論を「技術」へと昇華させることを目的としています 。
プロジェクトは、こう変わります
BEFORE
【PM自身のセルフマネジメント】
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予期せぬトラブルや納期圧迫により、自分自身が余裕をなくし、イライラや不安を周囲に撒き散らしてしまう。
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「自分が頑張らなければ」というプレッシャーで燃え尽き気味になり、モチベーションの維持に苦労している。
AFTER
【PM自身のセルフマネジメント】
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自身の思考や感情の癖を客観的に把握し、ストレスフルな状況下でも冷静さを保つセルフコントロール術が身につく。
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自身の価値観とプロジェクトの意義を結びつけ、困難な状況でも自律的に高いモチベーションを維持できる「折れない心」を養える。
BEFORE
【メンバーへの働きかけ(エンゲージメント)】
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メンバーに対して「進捗どう?」という管理的な声掛けに終始し、彼らの意欲や悩みにまで踏み込めていない。
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モチベーションは「個人の問題」だと捉え、やる気のないメンバーをどう扱えばいいか分からず、放置するか叱責するかの二択になっている。
AFTER
【メンバーへの働きかけ(エンゲージメント)】
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メンバー一人ひとりの「やる気の源泉(動機付け要因)」を理解し、その人に響くコミュニケーションや役割付与ができるようになる。
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コーチング的アプローチを使い、メンバーが自ら課題に気づき、主体的に動きたくなるような「引き出すマネジメント」へと進化する。
BEFORE
【チーム全体の心理的安全と文化】
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失敗やミスを報告しにくい「減点主義」の空気が漂い、チーム全体に活気がなく、最低限の仕事しかこなさない。
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会議で発言する人が固定化されており、チームとしての相乗効果(シナジー)が生まれていない。
AFTER
【チーム全体の心理的安全と文化】
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互いの強みを認め合い、弱みを補完し合える「心理的安全性の高いチーム」へと変革を導けるようになる。
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共通のビジョンを浸透させ、メンバー全員が「このプロジェクトを成功させたい」と同じ方向を向いて熱量高く取り組める環境を構築できる。
法人向け PMのためのセルフ&チーム・モチベーション実践講座の概要
● コース名:
法人向け PMのためのセルフ&チーム・モチベーション実践講座
● 研修時間:
1日研修(8時間)※お昼休憩1時間を除きます
● 対象者(法人様向け):
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プロジェクトマネジャー(PM)、プロジェクトリーダー(PL)、PM候補者、およびチーム運営に責任を持つリーダー層
● ご料金(概算):
研修費用については、本ページ最下部のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
※東京近郊(都区内、横浜、大宮、千葉市など)以外で研修を実施する場合、交通費及び、宿泊費を別途御請求する場合がございます。
※研修のお申し込みは、「お申し込み書」の受領により成立するものとしております。「業務委託契約書」などは必要といたしません。
※カスタマイズの場合には別途、カスタマイズ料金が発生いたしますので、詳細は別途お問い合わせくださいませ。
● 実施形態:
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集合研修(お客様企業内 / 弊社指定の研修会場(東京23区内)/お客様ご指定の研修会場での実施)
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オンライン研修(Google MeetやZoom等によるオンラインライブ授業
プログラムの特徴
<研修の特徴>
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仕事をするうえでの価値観の可視化:
キャリアアンカー診断を通じて、自分自身のモチベーションの源泉を科学的に確認します。
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精神論に頼らない理論:
モチベーション理論を現実のPM業務に適応させ、論理的な動機づけの手法を学びます。
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職場への即時適応:
学びを自らの職場環境に当てはめる演習を通じて、翌日から使える実践的なスキルを獲得します。
<研修のゴール>
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自分自身のモチベーションをコントロールし、燃え尽きを防ぐ「レジリエンス」が高まる。
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メンバー一人ひとりの特性や状況に合わせた「動機づけ」が技術として実践できる。
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ステークホルダーからの圧力に対し、チームと自分を守りながら前進する視点を得る。
研修のコンセプト:精神論を、技術へ
本研修は、一般的な管理職研修とは異なり、「PMの現場で起こるリアルな葛藤」を起点とします。
各種理論(キャリアアンカー、状況的リーダーシップ、動機づけ理論)をPMの実務に翻訳し、「PM自身が自らのガソリンを補給する術」と「チームの火を灯し続ける術」を習得することを目指します。
研修の3つのねらい:
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自己の価値観の再確認とレジリエンスの向上:
キャリアアンカーを特定し、過酷な環境でも揺るがない「PMとしての軸」を確認します。
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状況適応型のチームマネジメント習得:
状況的リーダーシップ(SL)を用い、メンバーやフェーズに合わせた最適な関わり方を学びます。
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理論に基づいた「動機づけ」の実装:
期待理論等の心理学的アプローチをPM実務に落とし込み、メンバーの確信を醸成します。
本プログラムの核となる「科学的アプローチ」
本研修では、PMが直面する「動機づけ」の課題に対し、以下の3つの科学的アプローチを用いて解決策を提示します。
1.モチベーションの数式化
ブルームの期待理論*1
モチベーションは精神力ではなく、以下の数式で定義・管理し、これらの要素のどこに目詰まりがあるかを特定し、効果的に介入する手法を学びます。
期待値理論では、どれか一つの要素が「ゼロ」になると、他の要素がどれほど高くても、全体のモチベーションはゼロになってしまいます。チームメンバーが動かない原因が「自信がない(期待)」のか、「評価を信じていない(道具性)」のか、「報酬に魅力を感じていない(誘意性)」のかを見極めることが、効果的な動機づけの第一歩となります。
【モチベーション = 期待(E) × 誘意性(V) × 道具性(I)】
期待
(Expectancy)
「頑張れば、目標を達成して特定の成果が得られるか?/努力がどれだけの成果に結びつくのか」という期待。
誘意性
(Valence)
「得られる報酬や成果は、自分にとって価値があるか?」という目標達成時に得られる報酬や成果に対する魅力度合い。
道具性
(Instrumentality)
「目標の成果がさらに次の目標を達成するためにどの程度役立つのか?」「達成すれば報酬や成果が得られるか」という因果関係への信頼度合い。
*1 ブルームの期待値理論(Vroom's Expectancy Theory):
人のモチベーションを「努力した結果、どのような見返りがあり、それが自分にとってどれほど価値があるか」という合理的な計算に基づいて決まると考える理論。
2.「相手の成熟度」に合わせた関わり方
SL理論の「状況的リーダーシップ」*2
SL理論の「状況的リーダーシップ」に基づき、メンバーのスキルや経験、タスクへの習熟度に応じて、リーダーシップのスタイル(指示型、コーチ型、援助型、委譲型)を柔軟に切り替える技術を習得します。
相手の「成熟度」を見極める:【成熟度 = 能力 × 意欲】
メンバーの状態(成熟度)を、「業務遂行能力(知識・スキル)」と「意欲(自信・コミットメント)」の2軸で4つの段階に分類します。
成熟度 「低」
やり方が分からず、不安がある状態。
成熟度 「中」
やり方は少し分かるが、まだ一人では不安、あるいは意欲が不安定な状態。
成熟度 「高」
やり方も熟知し、自信を持って取り組める状態。
4つのリーダーシップ・スタイル
成熟度に合わせて、以下の4つのスタイルを使い分けます。
S1 指示型
具体的な指示を出し、細かく進捗を確認
新人や初めての業務で「何をすればいいか分からない」時。
S2 コーチ型
指示も出すが、相手の意見も聞き、動機づけを重視
少し慣れてきたが、まだミスが多く、自信を失いかけている時。
S3 支援型
意思決定を相手に任せ、リーダーはサポートに回る
スキルは十分だが、慎重すぎて最後の一歩が踏み出せない時。
S4 委譲型
責任と権限を大幅に譲り、見守る
熟練者であり、自立して成果を出せる時。
*2 SL理論「状況的リーダーシップ」(Situational Leadership):
「リーダーが常に同じスタイルで接するのではなく、「相手(メンバー)の成熟度や状況に合わせて関わり方を変える」というマネジメント手法。相手の「能力」と「意欲」の掛け合わせによって成熟度(相手の状況)を把握し、それにあわせてリーダーシップのスタイルを変える必要があるとしています。
3.「相手の価値観」に合わせた関わり方
「キャリアアンカー」*3
「キャリアアンカー」を軸に、メンバーが仕事において何を「譲れない軸」としているのか(専門能力、管理、自律など)を理解します。相手の価値観の源泉に触れることで、表面的な声掛けではない、深い納得感を伴う動機づけを実践します。本研修では、キャリアアンカーは「自身の心のガソリンの種類」を知るための重要なツールとして扱います。
8つの分類
キャリアアンカーは、以下の8つのタイプに分類されます。
01
専門・機能的能力
特定の分野のスペシャリストであることを追求する。
05
起業家的創造性
新しい組織やサービスをゼロから創り出すことに熱意を持つ。
02
管理能力
集団をまとめ、責任ある立場(マネジメント)で成果を出すことを好む。
06
社会貢献・献身
世の中を良くしたい、人の役に立ちたいという信念が原動力。
03
自律・独立
自分のやり方で進めたい。束縛を嫌い、自由を求める。
07
純粋な挑戦
解決困難な問題や、厳しい競争に打ち勝つことに喜びを感じる。
04
保障・安定
一つの組織に属し、終身雇用や安定した将来を重視する。
08
ライフスタイル
仕事と私生活(家庭や趣味)のバランス、調和を最優先する。
*3 キャリアアンカー:
米国の組織心理学者エドガー・シャイン教授が提唱した概念で、「キャリアを選択する際に、どうしても譲れない価値観や欲求、能力」のこと。「アンカー(船の錨)」= 環境が変わっても自分を繋ぎ止める「軸」を指します。
研修導入・実施までの流れ
01
課題ヒアリング
貴社の抱えるプロジェクト課題を詳細に把握
02
カリキュラム設計
ヒアリングに基づき、最適な内容と期間をご提案
03
受講のお申込み
注文書によるご契約
04
研修実施
企業内(対面)実施/オンライン実施
05
効果測定・フィードバック
・研修後のアンケートや定着度合いの測定。
・研修実施後の講師からの研修実施レポートのご提供とそれに基づいたアドバイスや今後の方向性をご提案。
お問い合わせ
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内容を確認のうえ、2営業日以内に担当者よりご連絡させていただきます。
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